水耕栽培に必要な要素

 

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室内でミニトマトも育てられます

前回水耕栽培が大好きだというお話をしましたが今回から数回にわたって水耕栽培の条件、仕組み、室内栽培、自作キット、育て方などについて色々お話ししていきたいと思います。

 

まず野菜を育てていく上で絶対に必要なもの

空気

栄養

です。

 

観葉植物などをいつも枯らせてしまう私には無理だわ、と思ってる人いませんか?

 

コツさえ掴めば水耕栽培の方が簡単に立派な野菜を育てることができると私は思っています。

 

一番簡単なのは私のように市販の水耕栽培キットを買うことだと思いますがネットで見ていると数万円するような商品でも「これじゃ野菜育たなそう…」って思えるものも沢山あります。

 

逆にYouTube などで激安自作キットを紹介しているもので、「これは凄い!!」って思えるものもあります。野菜が上手く育つポイントを押さえてるんです。

 

同じように見えるのに野菜の育ち方が大きく変わってくるその違いについて説明していきたいと思います。

 

1、水  これについては住んでる地域によって全然条件が違うと思います。私は井戸水で育ち、今は水道水ですが私が住んでるところの水道水はミネラルがたっぷり足されていて臭いも全くなくペットボトルの水より安全と言われています。おかげで水耕栽培の機械、エアロガーデンに水道水をそのまま使えて野菜もぐんぐん育っています。他も地域に住むエアロガーデン愛好者の中には液肥の他にカルシウムやマグネシウムを足してる人もいますが私は液肥だけあげてます。日本の都会の水はカルキの臭いがひどかったりして田舎育ちの私にはお風呂に入ることさえも苦痛だったりしたのですが正直そういう水が植物に対してどう影響が出るのかはよくわかりません。ので自分の家の水道水が野菜を育てるのに合ってないかもと思われる方はカルキ抜きや購入した水などを使用した方がいいかもしれません。

 

2、光 植物が育つには日光は絶対必要。でも室内だとどうしても日光量や日照時間が足りなくなります。そこで必要となってくるのが植物育成LEDライト。ライトで育てるには一日16-18時間程度の日照時間が必要らしいです。ネットで探すと色々出てくると思いますがオススメは20w以上でスイッチオンオフのタイマー付き。

 

 

これなんか良さそうです。

 

水耕栽培キットでこれは育たなそうだなあと思えるものはワット数が少ないものとライトの高さ調節ができないもの。芽が出たての頃や苗がまだ小さい頃に十分な光が当たらないと徒長(ひょろひょろと細長く伸びる)してしまって上手く育ちません。ちなみに個人的には以前紫色のライトを購入して部屋が常に紫なのがかなりストレスになったという経験があるのでライトの色もチェックすることをオススメします。

 

3、空気 これが結構見落としがちなんですが植物の「根」が空気を必要としているんです。観葉植物をすぐに枯らせてしまう方、水をあげすぎていませんか??適度に水をあげた土には空気が含まれていて根はその空気を取り込んでいます。でも土を水浸しにしてしまっては空気が中に入っていないので植物を窒息死させてしまうんです。

 

では水耕栽培ではどうするのか?

 

ポンプで水中に酸素を送ってあげるか、水の量を調節し根が空気にさらされる部分(空気の層)を作ってあげるんです。詳しくは水耕栽培用の自作容器を紹介するときに説明したいと思います。

市販の機械にもポンプ付きとそうでないものがあり、個人的にはポンプ付きの方が丈夫な白い根が張り野菜が早く大きくなるような気がしています。でも自作したポンプなしの容器でも十分育つしポンプの音が気になる人もいると思うのでここはお好みで。

 

4、栄養  水だけでもある程度育ちますが満足できる収穫を得るためにはどうしても肥料が必要になります。普通の土用とは別の水耕栽培用の肥料です。 

 

 

ハイポニカは結構主流かなと思います。うちの妹はおうちのやさいを使うようになって野菜がよく育ち始めたといって愛用しているようです。

 

以上、水耕栽培に必要な要素を記してみました。

 

次は水耕栽培キット vs 手作り容器についてお話ししようと思います。

 

ではまた!