水耕栽培 市販のキット vs 自作容器

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市販の機械と自作容器のコンビネーション

 

室内で水耕栽培を始めたいけど市販のキットを買うべきか、100均などで材料を揃えて自分で作るべきか悩んでる人結構多いと思います。

 

ここでは私が考える両方のメリット、デメリットを挙げていきたいと思います。

 

市販のキット

メリット:

1、簡単に始められる

2、オシャレなものが多い

 

デメリット:

1、値段が高い

2、物によっては値段の割に育たない

3、電気代がかかる

 

自作容器

メリット:

1、安く作れる

 

 デメリット:

1、光量不足になりがち

2、設置方法によっては見た目が悪い

 

ではこれらを詳しく説明していきます。

 

まず市販のキット、機械について。

 

ネットで探すとオシャレなものが沢山出てきますよね。買って箱を開けたらすぐに野菜が育てられるようになっているのがほとんど。でも価格は数万円するものが多い。ライトの強さやポンプの有無はまちまち。かわいいデザインのものが見つかったけどちゃんと野菜が育つのかわからない。数百円分の野菜を収穫するのに数万円の機械を買う価値があるのか?色々考えちゃいますよね。

はっきり言いますと食費を浮かせるために数万円の機械を購入しようと思っているのならあまりオススメできないかもしれません。

私は一人暮らしなのでレタスなどは食べきれないほど収穫できて友達にあげたりもしていますが妹は4人家族で月4週間のうちの1週間分だけ賄えているとか。月1000円分ほどレタス代が浮いたそうです。電気代が月150円程かかりそれに液肥などにかかるお金を考えたら機械代の元を取ることは難しいと思うんですよ。

でもオシャレなものだとインテリア小物としてお家に置けて時々野菜も収穫できてお得感があります。

それに何より野菜が育つのを観察するのは楽しいしお子さんがいれば食育にも役立つ。

楽しみながら無農薬の野菜を育てるのに数万円が高いか安いかはその人次第ですね。

 

次に自作容器について。

 

お金を使わずに水耕栽培を始めたい、水耕栽培を始めたいけど好きになれるかわからないから最初から機械を買う勇気がない、という人にはオススメです。

機械を複数所有している私ですが自作容器にも興味がありいくつか作ってみました。機械で育てるより若干スピードは遅いですが、しっかり食べられるものが育ちます。

じゃあ機械を買う意味はないんじゃないかと思われがちですがそうでもないんです。

というのも私は地下室で暮らしているので日光がほとんど当たらないんですね。そんな環境でライトなしで育てるのはまず無理。

ベランダや窓辺で日光が一日中降り注ぐようなお部屋で育てられる人だと手作り容器でも十分かもしれませんが殆どの場合容器以外に 植物育成ライトが必要になってくる人が多いと思うんですよ。ちゃんとした野菜を育てたいと思ったら。

自作容器で育て始めたけどやっぱりライトが必要、ってなって後から買うことになるとライトだけでも数千円するわけです。それにポンプもつけてみたい、ってなったりしたら最終的に結構お金使ってたってことになりがちだし、ライトやポンプのコンセントなどごちゃごちゃして見た目が…それなら最初っから機械買ってればよかったってことになり兼ねないんですよ。

なので水耕栽培ができる環境、自分の性格などを考慮しながら決めるといいと思います。

 

ちなみに私は最初に機械を買って一気にハマり、一週間以内に2台目購入しました。

 

そんな私のオススメは市販の機械と自作のコンビネーション。私が持ってるエアロガーデン(日本では販売終了)って結構周りにも光が当たってるのでその光を有効利用するために容器を自作して周りに置いてます。こっちじゃ高級品の青紫蘇なんかもぐんぐん育って重宝してます。

 

あと実は副産物というか、エアロガーデンの周りで珍しい観葉植物を育てていて、育ったものを売って副収入を得たりしています😁

これが結構な金額で売れてて、私手作りアクセサリー販売もしてるんですけどアクセサリーよりも収益があると周りから笑われてるくらいです。

詳しくはまた別の回でお話ししますね。

 

上で述べたメリットを全てカバーできているような(オシャレとは言えないけれど😅 )キットを見つけたのでリンク貼っておきます。あまりお金をかけたくないけど手作りは面倒臭いという人にはうってつけかもしれません。ここには書いてませんが色が黒というのも実はかなりポイント高いです。

 

あと前回も紹介しましたが市販の機械で機能の割に値段が良心的、野菜もちゃんと育つと北米では人気の機械iDOOのリンクも貼っておきますね。

 

 

次回は容器を自作するときのポイントなどについてお話ししたいと思います。

 

ではまた!