水耕栽培 自作のペットボトル容器で栽培するときのコツ

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ペットボトルでもミニトマト栽培に成功!


水耕栽培を始めたいけどとりあえずお金をかけずに挑戦してみたい。

 

そんな人に一番手軽でオススメなのはペットボトルで容器を自作することです。

 

材料もたった2つ!

 

500mlのペットボトルとスポンジです。

 

ペットボトルの上から3分の1くらいのところをカッターで切り(手を切らないように切り口はマスキングテープなどでカバーしてください)

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こんなかんじ

上部を逆さにして本体に差し込み、水を入れ、飲み口のところに切れ込みを入れたスポンジを 置いてそこにタネを撒く。

 

それだけです。

 

でもここで重要なポイント!

 

まずタネを撒いたときの水の高さはスポンジが常に濡れる程度。

 

そして発芽して根が下へ下へと伸び始めたらスポンジが濡れない程度、根の先の方だけが水に浸かっているくらいの水の量にします。

 

どうしてでしょう?

 

それは根が空気を必要としているからです。

 

土で栽培する場合には根は土中に含まれている空気を取り込みますが水耕栽培の場合はそれができないので水が多いと根が窒息してしまうんです。そこで根の上部に空気の層を作ってあげるというわけ。

 

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空気の層が重要!

わかりますか?

 

これはどんな自作容器でも重要なポイントです。

 

鉢植えの植物に水をやりすぎて枯らしてしまうのも同じ原理。根が窒息して根腐れを起こしてしまうんです。

 

水の量はこまめにチェックして減っていたら足してください。

 

植物が育ち始めてから2週間ほどしたら液肥を与え始め、2週間おきに水を全部入れ替えて液肥をあげます。

 

あとこれもかなり重要なポイントなんですが、ペットボトルの部分は光に晒さないでください。

 

光+水+養分の3つが揃うと藻が発生します。

 

そしてこの藻が繁殖してしまうと植物が育たなくなってしまうんです。

 

そこで超便利なのが

 

✨100均のペットボトルカバー✨

 

まるでこの為に作られたようなアイテム!!!

 

っていうかそう、元々ペットボトルをカバーする為のものですが😅

 

そのまんまですよね。

 

でもペットボトル以外で作った時は本体をペイントしたりアルミホイルでくるんだりと遮光の工夫をしなきゃいけないので結構めんどくさいんですよ。

 

なのでペットボトルカバー超重宝!

 

お気に入りのものを使ってください。

 

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超便利

 

あと最後にアドバイス。

 

500mlのペットボトル栽培でミニトマトはオススメしません。

 

容器が小さいので株もそれなりの大きさにしかなりません。

 

そしてタネを蒔いてから収穫まで100日くらいかかるので実験的に作るのには楽しいし収穫の時の喜びは大きいですが実用的ではありません。

 

個人的にはバジルやシソなんかがオススメかなと思います。

 

以上です。簡単で楽しいので試してみてくださいね〜!

 

ではまた!